セックスフレンド

「とりあえず、ご飯食べたい」

大野さんと、ご飯に行く話をして別れたせいか、お腹が一気に空いてきた。

「もう昼飯の時間だもんな」

「カレーでいい？ 作り過ぎて余ってるんだ」

「オレ二日目のカレーって大好き」

瑞希くんの声が弾んだ。


昨日の夜に作ったカレーを温め直して、２人で食べる。


「マナ、おかわりある？」

「うん。あるよ」

あたしは、皿を受け取ると二杯目のカレーをついだ。

瑞希くんは、痩せの大食いというやつだった。

いつも、あたしが作るものを美味しいと言って平らげてくれる。