セックスフレンド
「おっ。いいね」

瑞希くんが、カートを押してくれる。

あたしは、必要な食材をカゴの中に入れていく。

「マナ、食後のデザートにシュークリームなんてどう?」

「瑞希くんが食べたいだけじゃん」

「じゃあ、オレの分だけでいいんだな」

「あたしも食べる~」

こんな会話をしながら、買い物が進んでいく。

ハタから見ると、あたしたちはどんな関係に見えるのかな?

同棲カップル?

誰も、セフレだとは思わないよね。


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