セックスフレンド
「瑞希くん、ありがとう」

「いいよ」

「あたし持つよ」

「いいから」

瑞希くんは、ワンピースの入った袋を持って歩き始めた。

なんだか悪いなぁ。
買ってもらったうえに、持たせてるなんて。


服を一通り見て回り、ショッピングモールの1階の食品売り場で買い物をすることにした。


「瑞希くん、今日は泊まっていく?」

「あぁ。泊まっていくよ」

「じゃあ、今日は鍋にしようかな。寒くなってきたし」
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