セックスフレンド
色んな事を思いながら、泣いていたら、

ピンポーン…

玄関のチャイムが鳴った。

誰? ふと壁時計を見ると、午後7時を回っていた。

こんな涙目で誰かに会うような気分じゃない。

放っておけば帰るだろう。

そう思った時。
あたしの携帯が鳴った。

着信はミカちゃん。

もしかして、玄関の向こうにいる人は…

少し迷いつつ、電話は取らず、玄関のドア開けた。

そこに居たのはミカちゃん。

「良かった。開けてもらえて」

ミカちゃんが優しい笑顔になる。



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