セックスフレンド
冷蔵庫に入れて置いたから取りに行こうとしたら、

「マナ、こっちきて」

「どうしたの?」

「いいから」

あたしは、瑞希くんの隣に座った。

「シュークリームは?」

「後で食べる。そんなことより」

瑞希くんが、あたしの肩を引き寄せてきた。

そして、
キスをしてきた。

「なんか急だね」

「急にしたくなることがあるんだよ」

瑞希くんはそう言って。

あたしにもう1度キスをしてきて、絨毯(じゅうたん)の上に押し倒した。

あたしの真上にいる瑞希くん。

「マナ」

名前を呼ぶと、瑞希くんの顔が近づいてきてあたしは目を閉じた。
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