好きなんてありえない!!


もうダメ…

由美が
気を失う寸前

「由美っ!」

「せ…んぱい」

「あーもーまた
邪魔が入ったぁー」

「お前…」

先輩が梓を睨む。

「やっだぁー怖っ」

梓は由美を
突き飛ばし
先輩の前に立つ。

「こいつ…
最低だよ?」

「あ…ずさ??」

「彼氏死んだのに
新しいの作ってるしさぁ」

「…だ…嫌だ」

「裏切られてさぁ
一人になってさぁー」

「梓…やめ…」

「祐太が死んだの
こいつのせいなのに!」

「い、いやあぁぁあぁ!」


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