好きなんてありえない!!


「…落ち着いたか?」

先輩から紅茶のはいった
コップを受け取る。

「その、さっきは…
ごめんなさい」

「気にすんなって」

先輩が優しく頭を
撫でてくれる。

「由美…さっきの
本当なのか?」

「…うん」

「話せるか…?」

由美はうなずくと
ゆっくりと話しだした。







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