危険な彼と危ない初恋



――――・・・・・・


そして、外に出てきた私は行く宛なんてなくて、フラフラと歩き回っていた。



だけど、都会って凄いね。


私なんて、すぐに迷子になっちゃいそうだぁ………


だけど、今私は一人。



そう考えるとやっぱり寂しくて。


やっぱり一人は、辛いよぉ。



そう思って取り出したものは携帯。


宛先は、勿論優雅。


何故か、数時間ほど前に別れた優雅が、凄く懐かしく思えて・・・・・


電話をかけると、3コール目でやっと優雅が出てくれた。







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