君とあいつとあたしと
潤SIDE













ずっと好きだった…













「バカじゅん~~~べーだ!!」





何もわかんねぇガキの頃から…






身長165はゆうにこえていて
女は黙ってても寄ってきて
運動も勉強もできる

うん
自分で言うんもなんだけど完璧だと思う

男女問わず好かれてて
みんな俺を慕って俺の言うこと聞いてくれてる


だけどさ…


お前だけは違うんだよ…


優樹…




抱きしめたくなるくらい愛しい
小さなその身体を
まっすぐ
俺に向けて
まっすぐ
とても大きな瞳で俺を見上げて
まっすぐ
その小さな口を
めいいっぱいにあけて
思ったことを俺に言ってくる


今年も同じクラスでどんくらい俺がうれしかったかお前は知ってるか?


昨日寝れなかったんだぜ


女々しすぎだろ俺///



この気持ちいうつもりなんてなかった


他の男たちにいろいろしまくって
お前に告れないようにして…



悔しかったけど粟生やダチの海斗にいっつも相談して…




それでよかったんだ



そのまんまで…






あいつが…





あいつが来るまでは…
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