やさぐれ女の純情


「いいけど、降りてくれる? ベッドの上で飲まないで」


「…………」


清久は咲樹の言葉に従い、ベッドから床へ滑るように腰を降ろす。


そして、立てた両膝の間にガクンと頭を落とし、


人を小馬鹿にするように笑い出した。


「クックック」


「なっ、なによ」


「へぇ~。前はこの場所で、紅茶とチョコレートを頂けたのにね」


もっともな矛盾を皮肉たっぷりに指摘された咲樹は、返す言葉が見つからない。



< 44 / 44 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop