恋……シヨ?ー小沢尚人編ー
「あたしたちはまた来年も一緒に…見れるわよね?」



その時、私たちの後ろで夕陽がそう言ったのが聞こえた。


「もちろんだよ夕陽」…と応えようと私が振り返って見ると、違う人物が私の代わりに答えていた。



「…あたぼーよ。
なぁ、夕陽」



…赤坂くん……?



あれ?
もしかして赤坂くんと夕陽って…?






「うーん、今年は2組かぁ。
もっとイケるかと思ったんだけどなぁ」




「「え??」」



どんどん上がり続けていた花火も、そんな世良先生の謎の言葉とともに終わりを迎えた。





今年のママ高の学祭は、とびきりステキだったなぁ。


それに、小沢先輩との新しい1ページが始まったんだもの。


この思い出、一生忘れないよ――――…!!












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