恋……シヨ?ー小沢尚人編ー
「お待たせーっ!
サンドイッチ、準備できたよー!!」
ちょうどその時、お店の奥からバスケットを抱えた夕陽が戻ってきた。
そんな急な元気な声に、私と赤坂くんはハッとして夕陽の方を見た。
「…どうしたの?2人とも黙っちゃって」
「あ、いや…」
「わ 私らには、差し入れないんかいっ!」
「梅シュ!?」
必死に赤坂くんへのツッコミを考えていたのだけど、私は何故か勢いで夕陽にツッコんでしまった。
それには赤坂くんも、目を丸くしたみたい。
「あぁ、あるわよ。
はい、作ったサンドイッチの切れ端部分」
なんてサラッと返した夕陽が差し出したお皿の上には、食パンの耳と挟まれた野菜の残骸が乗っていた。
「「うちらは家畜かいな!!」」
「あはーっ
あんたたち、ナイスツッコミじゃん」
そう言ってケラケラ笑う夕陽。
ちょうど熱かったマグのココアも、だいぶん冷めてきた。
だけどもし…もし夕陽が戻って来るのがもう少し遅かったら、赤坂くんへのツッコミはどうなってたんだろう…。
サンドイッチ、準備できたよー!!」
ちょうどその時、お店の奥からバスケットを抱えた夕陽が戻ってきた。
そんな急な元気な声に、私と赤坂くんはハッとして夕陽の方を見た。
「…どうしたの?2人とも黙っちゃって」
「あ、いや…」
「わ 私らには、差し入れないんかいっ!」
「梅シュ!?」
必死に赤坂くんへのツッコミを考えていたのだけど、私は何故か勢いで夕陽にツッコんでしまった。
それには赤坂くんも、目を丸くしたみたい。
「あぁ、あるわよ。
はい、作ったサンドイッチの切れ端部分」
なんてサラッと返した夕陽が差し出したお皿の上には、食パンの耳と挟まれた野菜の残骸が乗っていた。
「「うちらは家畜かいな!!」」
「あはーっ
あんたたち、ナイスツッコミじゃん」
そう言ってケラケラ笑う夕陽。
ちょうど熱かったマグのココアも、だいぶん冷めてきた。
だけどもし…もし夕陽が戻って来るのがもう少し遅かったら、赤坂くんへのツッコミはどうなってたんだろう…。