恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
「お兄さんも甘い物好きなんだね。どんなお兄さんなんだろ、会ってみたいなぁ」
「…会ったらビックリするだろうな…」
「ん?」
「あ、いえ、なんでも」
ボソッと何かを呟いた武藤くんの言葉は聞き取れなかったけど…
でも武藤くんのお兄さんだもん、きっと紳士で誠実な好青年に違いないよね。
「あ、ところで武藤くんは料理部に入部を…?」
一番聞きたかったのはこれだ。
淡い期待を胸に尋ねてみると、武藤くんは申し訳なさそうに眉を下げる。
「すみません、先輩…。
塾と他にも色々やりたいことがあって、ちょっと部活には入れなさそうなんです」
「あ…そっか…!」
やっぱりダメかぁ……
あからさまに肩を落としそうになったけど、なんとか笑ってみせる。
「…会ったらビックリするだろうな…」
「ん?」
「あ、いえ、なんでも」
ボソッと何かを呟いた武藤くんの言葉は聞き取れなかったけど…
でも武藤くんのお兄さんだもん、きっと紳士で誠実な好青年に違いないよね。
「あ、ところで武藤くんは料理部に入部を…?」
一番聞きたかったのはこれだ。
淡い期待を胸に尋ねてみると、武藤くんは申し訳なさそうに眉を下げる。
「すみません、先輩…。
塾と他にも色々やりたいことがあって、ちょっと部活には入れなさそうなんです」
「あ…そっか…!」
やっぱりダメかぁ……
あからさまに肩を落としそうになったけど、なんとか笑ってみせる。