恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
「残念だけど、今日来てくれただけでも嬉しいから…」
「あ、でも!」
何かを思い付いたような武藤くんの言葉に、私は顔を上げた。
「うち、八百屋やってるんですよ。結構スーパーに置いてない野菜とかもあるから、何かあったら言ってください。
そんなことくらいでよかったら少しは力になれるかも」
「「ホントに!?」」
──わ、声が重なった。
武藤くんの神の声に反応したのは私だけじゃなかったみたい。
「それ助かるわ~!八百屋さんなら野菜も新鮮だし…ねぇ、心花ちゃん!?」

(イラスト:小松ヤコ様)
目をキラキラと輝かせた忍先輩が、いつの間にか私の隣に来ていた。
「あ、でも!」
何かを思い付いたような武藤くんの言葉に、私は顔を上げた。
「うち、八百屋やってるんですよ。結構スーパーに置いてない野菜とかもあるから、何かあったら言ってください。
そんなことくらいでよかったら少しは力になれるかも」
「「ホントに!?」」
──わ、声が重なった。
武藤くんの神の声に反応したのは私だけじゃなかったみたい。
「それ助かるわ~!八百屋さんなら野菜も新鮮だし…ねぇ、心花ちゃん!?」

(イラスト:小松ヤコ様)
目をキラキラと輝かせた忍先輩が、いつの間にか私の隣に来ていた。