恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
「おい、母さん達も手伝ってくれよ!」
キッチンの方からどこかで聞いた気がする声が響く。
そして白菜を片手に顔を覗かせた人物を見て、私は一瞬息が止まりそうになるほど驚いた。
だってその人は──…
「お…小沢先輩っ──!!??」
サッカー部部長の、あの小沢先輩なんだもん!!!
私の声にその場は静まり返り、皆が不思議そうに私達を交互に見る中、先輩もビックリしたように目をぱちくりさせている。
「え……梅津!?何で……」
「それはこっちのセリフ…!」
…ううん、今先輩は圭治さんのお姉さんのことを「母さん」って言ってたから……
キッチンの方からどこかで聞いた気がする声が響く。
そして白菜を片手に顔を覗かせた人物を見て、私は一瞬息が止まりそうになるほど驚いた。
だってその人は──…
「お…小沢先輩っ──!!??」
サッカー部部長の、あの小沢先輩なんだもん!!!
私の声にその場は静まり返り、皆が不思議そうに私達を交互に見る中、先輩もビックリしたように目をぱちくりさせている。
「え……梅津!?何で……」
「それはこっちのセリフ…!」
…ううん、今先輩は圭治さんのお姉さんのことを「母さん」って言ってたから……