恋……シヨ?‐武藤 雅晴編‐
もう~~恥ずかしいなぁ!!



「ウブだねぇ梅津は。ゾクゾクするわ、その反応」


「~~~っ!!
…もうっ、先生は早く保健室戻ってちゃんと仕事してください!!」


「はいはい、戻りますよ。
…お前の分のベッドは空けておくから、いつでも来ていいぞ」



……はぃぃ!?


とんでもないエロ発言を最後に、先生は不敵な笑みと共に白衣を翻して颯爽と去っていった。



「何なの、いったい…」


「大丈夫か?心花。エロ保健医に何言われたん?」


「あ、いや、なんかドーナツが欲しいって!」



本当のことなんて言えるわけなく、適当なことを言うと赤坂くんは目を輝かせる。



「ドーナツ!?心花が作ってきたん!?」


「残念ね、純ちゃん。それは尚人への差し入れでしょう?」



にこりと笑う忍先輩…
どうしてそれを!!


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