虹の見える向こう側


写真を教えてくれたのも、付き合うというのがどういうことか教えてくれたのも彼だった。


「ごめんなさい。」


ようやく私の口から出た言葉はそんな安っぽいどうでもいい言葉だった。


言い訳も何も出てこない。


ただ謝ることしかできなかった。


「それは何に対して?」


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