虹の見える向こう側


咄嗟に思い立ってお礼を言う。


まぁただ一緒にご飯を食べただけになってしまったけど。


それでも、私のために来てくれたことには変わりない。


「また明日。」


立ち止まった雄志はちょっと考えるようにして、そう言った。


また明日?


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