溺愛カンケイ!
「えっ、そうなの?花音チャン可愛いし性格もいいのに…」
花山主任はそうとう驚いてるみたい。
そりゃ20歳になるまで彼氏がいないなんて驚くよね。
「そんな事ないですよ。私は中学、高校と部活ばっかりやっていたんです。恋愛も興味がないって事はなかったんですけど、ちょっと嫌な事があって…。それから人付き合いがダメになって、短大時代は軽い引きこもりぽくなって家と学校の往復だけみたいな感じでした」
あの事は思い出したくもない。
「そうだったのね。ごめんね、変な事聞いて」
花山主任はすまなそうに眉を下げた。
「あっ、いいんです。ホントの事を言うと私このままだといけないって思っていたので」
これはホントの気持ち。一歩踏み出したかった。