溺愛カンケイ!

「花音ちゃん顔が真っ赤だよ」

クスクスと笑う。
もしかしてからかわれたとか?


「しゅ、主任っ、からかわないで下さいっ」

恥ずかしい。

「からかってなんかいないよ。俺は本気だから」


今度は主任の真剣な顔になり、その言葉に何も言えなくなる。

「よしっ、そろそろ会社に戻って金沢の様子を見てくるよ」


主任はガラッと空気を変えるようにまた明るい声を出す。

「あっ…だったら早く行ってあげた方がいいですよね。蓮にぃアタフタしてるかも」


思わずクスクス笑いながら言うと


「花音ちゃんの笑顔が見れてよかった。また明日来るからお大事に、」


ゆっくり休んでね、と言い主任は病室から出ていった。

< 205 / 332 >

この作品をシェア

pagetop