溺愛カンケイ!
紫音さんは終始俺の事を責めたりしなかった。
大事な妹が怪我をして…しかもまだ目を覚まさないのに。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
出社して朝一番に原田部長に報告した。
営業部のみんなには花音の事故の事を話して動揺させてもいけないので目を覚ますまで部長、田中、俺だけの間で留めておこうと。
部長が田中に話した瞬間、アイツは目を見開き呆然としていた。
そうですか、と言って俯き気味に自分のデスクに戻っていった。
花音が目を覚まさないのは気になるが俺にも課長という立場で仕事が山のようにある。
何とか気持ちを切り替え仕事に取りかかった。