溺愛カンケイ!

「河野さんと花音との間でトラブルがあったみたいですが花音が怪我をしたのはバイクで跳ねられたせいだ」

河野さんが自分を責める必要はない、と。


でも俺が原因なのは変わりない。
だからせめて

「あの、花音さんが目を覚ますまでここに居てもいいでしょうか?」

花音が目を覚ますまで側にいたかった。


「それは構わないけど明日も…というか今日も仕事があるんじゃないんですか?花音もいつ目を覚ますか分からないし、目を覚ましたら必ず連絡しますから河野さんは帰って休んでください」


確かに仕事はあるけど花音の側にいたい気持ちもある。

返事が出来ないでいると


「花音が目を覚ました時にそんな弱々しくてやつれた顔してたらフラれますよ」

苦笑いしながら冗談混じりに言う。

今はその冗談は俺にはキツい。

紫音さん心遣いに従い

「分かりました。今日は帰ります。あとはよろしくお願いします」


頭を下げて病室を出た。
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