溺愛カンケイ!
課長と主任と私

「田中主任、終わりました」

「あっごめん。俺、あと少し仕事が残ってるから…悪いんだけど花音ちゃん先に行っといてくれる?クローバーに予約入れてるから」

「分かりました」

その言葉に少しホッとした。
お店に行くまでの会話とかどうしようか、なんて思ってたから。


「ホントごめんね。一緒に行きたかったけど…速攻で終わらせて駆けつけるから!ねっ」


主任は手を合わせて謝り、その姿があまりにも必死なのでさっきまでの緊張が解けて笑えてきた。


「フフッ、それじゃあ先に行ってますね」

「うん、あとでね」


営業フロアを後にし、会社を出ると急いで拓也さんにメールする。


『お疲れさまです。主任はまだ仕事が残ってるみたいなので先に行くように言われました。場所はクローバーです。』こんな感じかな、っと送信。


はぁ~、また緊張してきた。
よし、と気合いを入れクローバーに向かった。

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