溺愛カンケイ!
「よっ、小林。営業の仕事にはもう慣れた?」
肩をポンと叩かれた。
「あっ、佐藤さん。お疲れ様です。仕事に慣れたというか毎日が必死です」
振り返ると佐藤さんが立てっていた。
「そっか。まぁ、同期だし困った事があったら何でも言えよ。相談にのるから」
佐藤さんは昔から優しい。こうやって気遣ってくれるし。
中学、高校時代の先輩ということもあって他の人よりは話しやすい。
「ありがとうございます」
「あっ、そういや忘れる所だった。部長が呼んでたよ」
ポンと手を叩き今思い出したかのように。
ちょっと…それを一番先に言って欲しい。
「佐藤さんっ、そんな大事な事忘れないで下さいよ」
「ハハッ、ごめんごめん。じゃあな」
笑い事じゃないんですけど…。
急いで部長の元へ行った。