溺愛カンケイ!
「オッケー、任せてよ。早速、今日の夜は一緒にご飯食べに行こうよ。もしかして何か予定ある?」
もちろん予定なんてないわよね、と言わんばかりのニッコリ笑顔の花山主任。
その笑顔が怖いです、とは口が裂けても言えない。
「イエ、ありません…」
あるなんて嘘付いたのがバレたらどうなるか分かったもんじゃないし。
「だよね。じゃ、また後でね」
満足そうに言った花山主任は自分の席に戻っていく。
花山主任の有無を言わせない無敵の素敵スマイルを向けられたら私にはもう為す術はなかった。
この時から私の生活が180度変わっていくなんて夢にも思っていなかった―――。