君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
~琴音side~
―――――――――
「やっぱり病態が進行して来てるね…。自分で何かおかしいなって思うことある?」
あたしの主治医の先生が尋ねてくる。
今日は、週に一度の定期検査。
「えっと…時々体がだるくなるくらいですかね…?」
あたしの答えを聞き、先生は丁寧にメモを取っていく。
「ハイ、じゃあ前より少し強めの薬を出しておくからね。
副作用だるくなる事が多くなるかもだけど、頑張ってね。」
「はーい…。」
検査が終わってすぐにあたしは空斗の部屋に向かった。
「空斗、久しぶり~!!検査が終わったよー」
扉を開けると蓮もいた。
また、二人で何か話していたみたい。
「琴音、お疲れ~♪やっと来たけど俺もう帰んないと」
そう言って蓮が立ち上がる。
「うん、またね!」
「じゃーな~!」
手を後ろ向きに振りながら空斗の病室を出て行き、空斗と二人きりになった。
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「やっぱり病態が進行して来てるね…。自分で何かおかしいなって思うことある?」
あたしの主治医の先生が尋ねてくる。
今日は、週に一度の定期検査。
「えっと…時々体がだるくなるくらいですかね…?」
あたしの答えを聞き、先生は丁寧にメモを取っていく。
「ハイ、じゃあ前より少し強めの薬を出しておくからね。
副作用だるくなる事が多くなるかもだけど、頑張ってね。」
「はーい…。」
検査が終わってすぐにあたしは空斗の部屋に向かった。
「空斗、久しぶり~!!検査が終わったよー」
扉を開けると蓮もいた。
また、二人で何か話していたみたい。
「琴音、お疲れ~♪やっと来たけど俺もう帰んないと」
そう言って蓮が立ち上がる。
「うん、またね!」
「じゃーな~!」
手を後ろ向きに振りながら空斗の病室を出て行き、空斗と二人きりになった。