君と出会ってーー。~あなたがいた頃は~
『安藤 空斗様。
君は今、この青く澄んだ大空を旅しているころかな?
あたしはその大空を見上げながらこの手紙を書いています。
そういえばあたし達が出会った日も、こんな青く澄んだ空だったよね。
立ち入り禁止の屋上で2人が出会えた事。
それって奇跡だよね?
君が亡くなる直前に全て記憶を思い出したのも、
奇跡だって先生が言っていたよ。
そんなたーっくさんの奇跡が絡み合って、あたし達は出会い、そして恋をした。
幸せな時を過ごせたよね。
―――色々書いたけど、最後にあたしが一番伝えたかったこと。
“この先何があっても君が大好きです”
笹原 琴音』
あたしが書いた、たった5枚の手紙は、空斗と燃やしてもらうつもりだ。
「琴音ーッ、葬式行くぞー!」
「はーい!!」
あたしは手紙をしっかり持ち、病室を駆けだした。
君は今、この青く澄んだ大空を旅しているころかな?
あたしはその大空を見上げながらこの手紙を書いています。
そういえばあたし達が出会った日も、こんな青く澄んだ空だったよね。
立ち入り禁止の屋上で2人が出会えた事。
それって奇跡だよね?
君が亡くなる直前に全て記憶を思い出したのも、
奇跡だって先生が言っていたよ。
そんなたーっくさんの奇跡が絡み合って、あたし達は出会い、そして恋をした。
幸せな時を過ごせたよね。
―――色々書いたけど、最後にあたしが一番伝えたかったこと。
“この先何があっても君が大好きです”
笹原 琴音』
あたしが書いた、たった5枚の手紙は、空斗と燃やしてもらうつもりだ。
「琴音ーッ、葬式行くぞー!」
「はーい!!」
あたしは手紙をしっかり持ち、病室を駆けだした。