キュンラブ†誘惑~Because I love you~年の差恋愛
ベッドサイドに立って、柊司の顔を覗きこむ。
柊司はまだぐっすり眠っている。
私はそっと手を伸ばして、指先で柊司の額に触れた。
よかった!
熱はだいぶ下がったみたい。
私は柊司を起こさないように、つま先立ちでゆっくりと寝室を出た。
リビングには吐き出し窓から明るい日差しが差し込んでいた。
壁掛け時計を見るともうお昼に近かった。
日曜でよかった。
でなきゃ柊司、完全に会社に遅刻だもん。
柊司が目を覚ましたら、なにかお腹に入れてから薬を飲ませたほうがいいよね。
そもそもこの家に薬ってあるのかな?
なかったら後で買いに行ってこよう。
とりあえず何か食べるものを作って…
私はキッチンに向かおうとしたとき、インターホンが鳴った。