インディアン=スノー=ディ
「犬コロみたいだな。」
ぼくがそう言うと、
ちえちゃんは
応えるように話した。
「あのコにさぁ、
ある程度以上近付くと、
誰でも
好きにならずには
居られなくなると思う。
小さい女の子みたいに
無邪気で、
それでいて
何にも負けないくらい
強くて。
全身で
生きてるって感じなんだよね。
なんか、
巻き込まれちゃうの。
あのコの
パワーみたいなものに触れちゃうと、
それが
何かも解らないウチに
自然に
巻き込まれちゃうの。」
「まあ、
良くも悪くも、
人を惹きつけるトコ、あるね。」
「惹きつけられてるでしょ。」
ドクン。
心臓が鳴った。
ぼくがそう言うと、
ちえちゃんは
応えるように話した。
「あのコにさぁ、
ある程度以上近付くと、
誰でも
好きにならずには
居られなくなると思う。
小さい女の子みたいに
無邪気で、
それでいて
何にも負けないくらい
強くて。
全身で
生きてるって感じなんだよね。
なんか、
巻き込まれちゃうの。
あのコの
パワーみたいなものに触れちゃうと、
それが
何かも解らないウチに
自然に
巻き込まれちゃうの。」
「まあ、
良くも悪くも、
人を惹きつけるトコ、あるね。」
「惹きつけられてるでしょ。」
ドクン。
心臓が鳴った。