Love Again【番外編集】
「嬉しい?人にヤキモチ妬かせておいて?」



『亜希がそれだけ俺の事好きだってことだろ?職場の人間はみんな俺らが結婚するって知ってるんだから変な心配なんてしなくていいんだ。なのに…』




「だからそれはっ!顔近すぎだからだよ!あんな耳元で話しかけられてる所見たら私…」




『あれは関口に彼女がいるのかどうか聞かれただけだ。だから…』




そうして抱きしめてきた拓海さん。



『俺、この先どんな女が近づいて来ようと、亜希しかいらない。…亜希じゃないと駄目。だから…何があっても俺から離れていくなよ?』



私拓海さんの背中に手を回してそれに答える。 



「…私も拓海さんしかいない。拓海さんじゃなきゃイヤ。ずっと一緒にいてね。」




拓海さんの嫉妬が激しいなんて思うことが罰当たり。だってこんなに愛されてる。




お互い嫉妬して、また少し心が近づいたって思ってもいいよね。














結婚式の1週間前。久しぶりに拓海さんと2人、家でまったりと過ごす。
私は前から聞いてみたかった事を聞いてみた。






「ねえ。拓海さんは、いつから私の事気になっていたの?」








〜嫉妬〜end
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