25歳からの旅
タイトル未編集
外は寒い。外は凄い風だ。
雨が降ってるのか降ってないのか。わからないが、凄く寒そうだ。
中は暖かい。コタツの中に入りパソコンに文字を打ち込む。
夕方からバイトの面接が入っているので、その時間までに履歴書を書く以外にはパソコンに向かうしかない。
SEAMOのコンティニューを聞きながらパソコンのカチカチした音が部屋に響く。
そういえば昨日は久しぶりに母親に電話をした日だった。
母親は離婚していて大阪で一人でワインバーをしてる。
自立をしていて自分で稼いでていて立派な人間だ。
8年程前まではただそう思ってた。ただ立派な親だと。
しかし最近親も年をとった。自分が年を取ってる事を感じさせる。
今の仕事もちゃんとしたものにつかず、たいした結果も出ず夢を追いかけている状況に少し不安な気持ちを感じる。
しかし僕には引けない理由がある。
今までの人生で返さないといけない恩が多過ぎる。
このまま人生を普通に終わるわけにはいかない。
昔はこんなコタツなんて使った事がなかった。
昔は床暖房だったし、暖房は付け放題だった。
しかし少々コタツの温度が高すぎるようだ
面接まで少し時間がある
少し横になるか