恋の罠 *- 先輩の甘い誘惑 -*
変に真面目な顔をした仁美がそんな事を言い出すから、あたしと山岸がゴクリと喉を鳴らした音が重なった。
BL……。
ボーイズラブ……。
なんだか、考えれば考える程、本当にそう思えてきて……。
相沢先輩の微笑みがすごく意味ありなものに思えてくる。
だからあんなに色っぽいとか……?
「BL……」
未知の世界……。
もやもやしたままの頭にピンク色の光が差し込んだ時、5時間目を告げるチャイムが響いた。