星に願いを


「これは…?」


「さて、何でしょう。」


悠はニタニタしながら封筒の中の便箋を指差した。


「もしかして…うそ…とってあったの?」


「もちろん。一度見せたいと思ってた。」





それは、子供の頃星子が悠に書いた手紙だった。



便箋はしわくちゃで、何度も読み返してくれたんだなと感じるものだった。







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