星に願いを



「ふぅっ」


星子は休憩室でミルクティを飲みながら一息ついていた。


いよいよ相談室が始まる…。


嬉しいような、緊張するような。


メールの一件は、他に流出していないようで、他の社員さんから問いただされることはなかった。




――悠さんに迷惑かけちゃったな…――




ガタッ

背後に音を感じて振り向いた。


透き通るような白い肌に、栗毛色のふわふわな長い髪、ほのかに香る甘い香り…。






「美紀ちゃん…。」

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