好きだけど…。

俺が真心の元へ行くと、真心は体を起こし、口元を押さえて、吐き気を我慢しているようだった。

ケン「真心?我慢しないで吐きな。余計にしんどくなる」

俺は真心の口元に容器をやった。

しかし、真心は首を横に振って、吐こうとしなかった。

ケン「真心ごめんな」

俺はこれ以上我慢させたくなく、真心が嫌がるのを承知で無理矢理吐かせることにした。

マコ「ウッ…ウェッ…ハァハァウェッ…ハァハァ…」

けっこう吐いたな…。

ケン「良い子だ(撫)もう大丈夫か?」

マコ「グスッ…(頷)」

真心は昔から吐いたらぐずるんだよな。小さい頃と変わってない姿を見て、可愛い奴だと思ってしまった。


賢side end
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