紫水晶の森のメイミールアン
王宮敷地内には、立派な王宮図書館があり、許可証を持ってる一般人も城外から入る事が出来た。
王宮敷地内に住む小さなメイミールアンは王宮図書館への出入りは容易で、そこで色々な事を学んだ。
暖炉の本を読んで、構造から火の起こし方、掃除の仕方、暖炉博士になるぐらい勉強した。
ランプの使い方も学んだ。色々な形やタイプのランプがあり、微妙に扱い方も違う事。小さな事一つ一つが新しい発見に繋がり、面白くて仕方なかった。
料理の本ではおいしそうな料理の作り方…。これはかなり難しそうだ。何度も失敗しそう…。頑張らないと!!だけど自分の手で作れるようになったら…。考えただけでワクワクして来る。
毎日毎日、一日中と言って良い程、本にかじりついてあらゆる本を読みまくった。
そんなある日、睡魔が襲ってきて、図書館の隅の方に座り込んで、本箱の本に寄り掛かりながらすっかり寝込んでしまった。
ハッと気がつけば、自分の上に上質のビロードのマントが掛けられていて、面白そうに側に椅子を持ってきて、そこに腰掛け、小さなメイミールアンを観察してる青年が居た。
《第1章 第4話に続く》
王宮敷地内に住む小さなメイミールアンは王宮図書館への出入りは容易で、そこで色々な事を学んだ。
暖炉の本を読んで、構造から火の起こし方、掃除の仕方、暖炉博士になるぐらい勉強した。
ランプの使い方も学んだ。色々な形やタイプのランプがあり、微妙に扱い方も違う事。小さな事一つ一つが新しい発見に繋がり、面白くて仕方なかった。
料理の本ではおいしそうな料理の作り方…。これはかなり難しそうだ。何度も失敗しそう…。頑張らないと!!だけど自分の手で作れるようになったら…。考えただけでワクワクして来る。
毎日毎日、一日中と言って良い程、本にかじりついてあらゆる本を読みまくった。
そんなある日、睡魔が襲ってきて、図書館の隅の方に座り込んで、本箱の本に寄り掛かりながらすっかり寝込んでしまった。
ハッと気がつけば、自分の上に上質のビロードのマントが掛けられていて、面白そうに側に椅子を持ってきて、そこに腰掛け、小さなメイミールアンを観察してる青年が居た。
《第1章 第4話に続く》