魔法都市

「ああ…。"異能者実験事件"の張本人だよ」

「……あの人が」

じっと見る咲哉
思っていた感じとちょっと違うが研究長ってことはかなり頭のキレる人間なんだろう

……そして、"黒羽百合華"
能力開発研究機関グループの研究長

そして元・魔法管理委員会の開発研究課に所属していた
独立したあと開発研究グループを立ち上げて能力、魔法の研究をしており成果を上げていた

だが、それは"表の研究"

本当は裏では黒魔法の研究開発を進めていた
あの事件後から5年後に行方を眩ませていた





その頃奏と百合華は無言で睨み合っていた

先に口を開いたのは奏だ

「……この状況にどう説明する?」

《さぁね。たまたまこの施設がウチで使ってるから部下に資料を持ってくるように指示していたら泥棒猫が忍び込んできた…ってところかな》

「泥棒猫で充分よ。最近何かと施設を荒し回ってるネコはどっちかしら?」

《ふふっ、相変わらず強気な性格ね。私が部下に入るようにしたのはアナタと話がしたかったからよ》

奏にとってそんなこと関係がない
百合華と話すことなど無いのだから

あんな目に遭わされて今から許すつもりなんてサラサラない様子だ
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