ねぇ、好き。上


「…そう、なんですか…」



ごめん。


守ってやりたかった。



だけど、無理だ。




「………だって……い」




は?




「何?聞こえないわ。ちゃんと話しなさい」






「…あたしだって…お母様なんて嫌いよっ…!!」





そりゃそうだろうな。



あんだけ言われたら嫌いになるだろうな。



でも、驚いた。



たった1日だけで、変な奴の一面をたくさん知った。




いや、





変な奴じゃ、ないのかもしれない…。








ちゃんと、自分を持ってんじゃん。




桃花、か…。
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