東京へ 〜僕の夢を乗せて
誰も助けてなんかくれない事も分かっていた


きっと中学になれば何かが変わると思いたかった


僕は又遊びに出た


母は何も言わない


僕の事きっとみんな分かってるのだろうと思った


後で聞いた事だが


僕の事が心配で


僕を尾行し行き先を突き止めたかったが


母は途中で迷い僕を見失ったのだ


なんだか笑えた


「母さん心配かけてばかりでごめん」


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