暗黒組織~グリフォード~
パァンと乾いた音が響く。撃ったのは私。撃たれたのは、ガスマスクの男。



「がっ・・・!?」



「ひっ・・・・!」



血飛沫が舞い、私の服や顔にべっとりと貼りつく。いつものように、嗅ぎ慣れた血の匂いがした。






「油断見せんじゃねぇよ、このド三流が」



「殺った」と思った






―――――瞬間。



















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