星に願っても…。




いつものように車に乗り込み、エンジンをかける。




いつもと同じ道を走る。






矢野ユウヤはなんでキラに本当のことを言わない?




矢野ユウヤも記憶喪失…?




絶対違う。





まさか…。




俺とキラが闇の掃除人だということを知ってるから…?






そうだとしたら…。










「くそっ…。なんでもっと早くに気付けなかったんだ…。」





ハンドルを殴る。







手はジンジンと鈍い痛みがした。







その痛み以上に胸の奥が痛くて痛くて…。恐怖に押しつぶされそうだった。
< 107 / 143 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop