星に願っても…。

最後(ユウside.)






リナが出て行った後、メールが来た。






今日、20時に〇〇〇の倉庫に来ていただけないでしょうか。


キラも連れて行きます。


一人で来てください。そうでないと分かった場合、倉庫を爆破します。周辺の民家にも被害は及びます。



お願いします。




P,S

キラは倉庫の裏にいます。お願いです。キラだけは守ってやってください。

普通の生活をさせてやってください。






「そんなこと…。」




そんなこと、できない。



いや、でも…。



情報を持っているのは俺だけ。



警察はなにも知らない。




寝室に戻り、USBを手に取った。




そのUSBを床に落として足で踏んだ。




何度も何度も踏んだ。





これで、リナを守れるかもしれない…。





刑事として、最悪なことをした。でも…。




リナだけは…。

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