星に願っても…。




「着いた。」





「え…。」






そこは、私とトワが初めてあった場所。





「キラは外で待ってろ。」





「え?嫌だよ。」





「いいから。すぐおわる。なんかあったら叫ぶから。」





そんなこと絶対ないけど…。と笑ってつけたすトワ。






「嫌だ。嫌だ!絶対嫌!」






「えぇ?なんで泣くんだよ。」






「一緒に行く!」






「もぉ…。言うこと聞けよ。な?」






「え…。なにこれ…っ」





トワは泣きだす私の手首に手錠をかけて近くにあったパイプに繋いだ。





「なにすんのっ!!」






「こうでもしないと、付いてくるだろ?」





「トワ!!」





「じゃ、大人しくしとけよ?そのままばれたら一発で殺されるからな?」





「トワ!!」




トワは車からガムテープを出してきて私の口に貼った。




「しー。」




そういってトワは倉庫に消えていった。
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