星に願っても…。
記憶(キラside.)
6年前
「あぁ…。眠い。そして眠い!!」
待ちに待った昼休み。
私は眠いを連呼しながらパンを買い屋上に向かう。
「俺も…。もぉダメだ…。」
タクもぼやく…。
「お前ら遊びすぎだろ。」
ユウはそんな私たちの痛いところをいつもつく。
「うるせぇ!お前だって一緒にカラオケいっただろ!!」
「そぉだそぉだ!俺らだってユウとなにひとつ変わらない生活送ってるんだぞ!」
「なに食べよっかなぁ」
タクと私の反撃は完全に無視された。
いつもこんな毎日を送っている。三人一緒にバカをやる。
もうすぐ夏休み。
先輩方は受験勉強だなんだとみんな忙しそう。
でも私たちは2年生気楽にやっている。
それがいいことなのか悪いことなのかは別として、結構楽しいんだよね。