僕は笑う
後日、裕介の部屋を整理していたら手紙が出てきた。僕宛てだった。 「お兄ちゃん、いつもありがとう。身体の弱い僕を守ってくれるお兄ちゃんは僕のヒーローです!自分のことより僕のことをいつも心配してくれてうれしいよ。 でもね、もし僕が死んだらお兄ちゃん、せいいっぱい自分の人生を楽しく生きて下さい。 僕はどうやれば楽しく生きていけるか知ってるよ。 それはね…、いつも笑うこと!僕も病気だけど笑ってるからとっても毎日楽しいよ。サスケが来てからもっと楽しい! だからお兄ちゃんもいつも笑顔でいて下さい。裕介」 とめどなく涙が溢れた。