鬼畜店長

「早く来い。」


「なんで?!ケーキは?!」


「いやだから、ケーキの前にお前のこと食うから」



「…店長今日疲れてるんじゃないんですか?」


「それとこれとは話が違うだろ」


「違くないから!疲れてるならさっさと寝るに限りますよ!」


「寝るためにベッドにいるんだろ?ほら」


「なんでそんなやる気満々…店長変態」


「そんな変態を愛してるんだろ?」


「あ、愛して、ますけど…!それとこれとは…」


「違くない違くない。いいからおとなしく食われとけ。クリスマスだし」



「すっごい今とってつけたようにクリスマス出してきましたね」


「お前ってやつは、ああ言えばこう言うな」


「そう言う生物なので諦めてください」


「性格とかじゃなくて生物なのな。生態ならもう仕方ないか」



「と言うことで、おやすみなさい」


「誤魔化されない俺。おやすませない」


「もー諦めてくださいよー!!」




END




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