恋のカケラ(番外編集)
そう思うと・・・言い出せなくなってしまった。
「いや・・・何でもない。」
結衣さんに・・・電話をしなくては・・・ならない。
俺自身、柄にもなく本日のデートは楽しみにして・・・浮かれていたのだ。
半分、泣きそうになりながらも電話をすると、結衣さんは快く“親孝行して”と言ってくれた。
本当に・・・すまない、結衣さん。
“親孝行して”結衣さんの言葉通り、これが親孝行だと思い、久しぶりに三人で食事をした。
父も母も喜んでいる。
・・・良かった。
しかし、俺の心は晴れなかった。
今朝の夢を思い出してしまう。