Voice


「お前も猫好きか?」



そんなふうに聞いてくる望月遥は目を輝かせていた。



(うん。)



「よかった♪キャラメル、こいつ白河雪乃。俺の友達なんだ。よろしくな。」



と言って猫に私を紹介してくれている。



望月遥は、怖くない。本当は友達がほしくて堪らない、ピュアな人なんだと思う。


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