学園怪談2 ~10年後の再会~
「6月に結婚式? 来年じゃなくて?」
「そう。もう超スピード結婚って感じ」
今は3月の末だ。聞かされたジューンブライドの日にちまでもう3ヶ月を切っている。
「本当に急だね。結婚式の準備は間に合うの?」
「大丈夫。彼が全部手配してくれるから、私は当日行くだけでいいんだって」
なんとまあ、自分の結婚式だというのにアバウトなものだ。もともと遥は大雑把な性格で、スッパリしたところが私に似ているので、お互い似たものどうしで入社以来やってきた。だから今さら彼女のアバウトさに驚く私ではない。
「でも早いね。正治さんとは3ヶ月位しか経ってないんじゃないの?」
私の問いに、遥はわずかばかりバツの悪そうな顔で答えた。
「えへへ、実はね、結婚するのは紫乃に紹介した正治さんじゃないんだ」
「へ?」
私は目が点になった。
……遥が以前お付き合いしていた正治さんという、私もしっている男性とは既に別れていたらしい。そしてなんと、お相手とはまだ1ヶ月しか付き合っていないということだった。これはいくらなんでも微妙ではないかい?
……式の前日。
何も準備はしなくてよいとはいえ、さすがにヒマすぎるのもどうかということで、遥と私の他数名で二次会用のケーキを作る事になった。
「悪いね~みんな。ま、適当に作りましょう」
集まった女性達は私も含め、今さら彼女のアバウトさに辟易する者はいなかった。
「でも大丈夫なの? そんな1ヶ月しか付き合ってない人とさ~」
「アンタは飽きっぽいから、結婚して直ぐに離婚とかにならないように気をつけなさいよ」
高校などの友人だろうか、さすがに良く彼女のことを理解していらっしゃる。
「紫乃さんだっけ、あなたも大変でしょ。こんな子が職場の同僚じゃ」
「あはは。いえ、結構うまくやってますよ」
……と、こんな感じで気さくな仲間たちは私も取り込んで楽しい時間が過ぎていった。
二次会のケーキを作り終えた後、すっかり打ち解けた私たちは居酒屋になだれ込み、その日は日付が変わる頃に家路に着いたのだった。
「そう。もう超スピード結婚って感じ」
今は3月の末だ。聞かされたジューンブライドの日にちまでもう3ヶ月を切っている。
「本当に急だね。結婚式の準備は間に合うの?」
「大丈夫。彼が全部手配してくれるから、私は当日行くだけでいいんだって」
なんとまあ、自分の結婚式だというのにアバウトなものだ。もともと遥は大雑把な性格で、スッパリしたところが私に似ているので、お互い似たものどうしで入社以来やってきた。だから今さら彼女のアバウトさに驚く私ではない。
「でも早いね。正治さんとは3ヶ月位しか経ってないんじゃないの?」
私の問いに、遥はわずかばかりバツの悪そうな顔で答えた。
「えへへ、実はね、結婚するのは紫乃に紹介した正治さんじゃないんだ」
「へ?」
私は目が点になった。
……遥が以前お付き合いしていた正治さんという、私もしっている男性とは既に別れていたらしい。そしてなんと、お相手とはまだ1ヶ月しか付き合っていないということだった。これはいくらなんでも微妙ではないかい?
……式の前日。
何も準備はしなくてよいとはいえ、さすがにヒマすぎるのもどうかということで、遥と私の他数名で二次会用のケーキを作る事になった。
「悪いね~みんな。ま、適当に作りましょう」
集まった女性達は私も含め、今さら彼女のアバウトさに辟易する者はいなかった。
「でも大丈夫なの? そんな1ヶ月しか付き合ってない人とさ~」
「アンタは飽きっぽいから、結婚して直ぐに離婚とかにならないように気をつけなさいよ」
高校などの友人だろうか、さすがに良く彼女のことを理解していらっしゃる。
「紫乃さんだっけ、あなたも大変でしょ。こんな子が職場の同僚じゃ」
「あはは。いえ、結構うまくやってますよ」
……と、こんな感じで気さくな仲間たちは私も取り込んで楽しい時間が過ぎていった。
二次会のケーキを作り終えた後、すっかり打ち解けた私たちは居酒屋になだれ込み、その日は日付が変わる頃に家路に着いたのだった。