溺愛シンデレラ～キミとHappyWedding～

｢同期で研修合宿で知り合いました。時々、メールしたり食事したりする程度の仲ですけど…」



「ふーん」



優貴さんはパソコンのキーを叩いていた指を止めた。



「・・・キミはどれくらい彼女のコト知ってる？」


｢私と同じで天涯孤独な人です」


「へぇ～っ。俺は何も利聖から訊いてない。キミの方が深く…利聖のコト知っているんだね。俺には何も自分のコトは教えてくれないから…俺は彼女のコトを色々と調べた」